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おはようございます!ブログ担当の岸田です。
今週は台風10号の影響で、驟雨が多発し全体的にじめじめした気候でしたね。
滋賀県高島市内でも、突然の豪雨にあったりして、対応に追われました。
現在は台風10号も通り過ぎましたが、
私の九州の友達は、「実家は築年数が古いから、家族を私の自宅に避難させてた」
なんてことも言ってました。恐ろしいです。
詳しくは知りませんが、滋賀県は幸い、いつも台風は反れていきます。
小学生のころには、「台風来い~~!!」なんて祈ってましたが、今思えば、実にのんきな話です(笑)
さて、台風の話はこれくらいにして、本題へ行きます!
今回はSMT課リニューアルシリーズ、第二弾!
「【SMT課リニューアル!その②】レイアウト変更をインタビュー!」です!
張り切っていきましょう!
その①をまだ読まれていない方はこちらへGO!
●【SMT課リニューアルの発端はお客様の声】
前回は、設備搬入の様子をお伝えしましたが、
今回は打って変わって、その裏側を調査したいと思います!
今回、なぜSMT課をリニューアルしようと企画したか?というと
新しいお客様との出会いまでさかのぼります。
安曇川電子工業(株)では、沢山のお客様とお付き合いさせていただいていますが、
その中のあるお客様から、お仕事の依頼をいただきました。
ですが、そのお仕事に対応するには、SMT課の表面実装にて、約300種類(!)の部品を実装する必要があり、
マウンター設備を増設しなければ、対応できない!ということでした。
以前の弊社のSMT課では、一度に最大で約200種類の部品を実装する能力がありましたが、
それ以上は未経験の領域(!)でした。
しかし!「一度に実装できる部品種類の拡大」強化は、
表面実装を主業務とする安曇川電子工業(株)にとっても重要な課題であり、
この機会に更なる成長の一歩を踏み出すべきだ!と判断し、
お客様と共にSMT課リニューアル計画が発足したのです!!!!(ドヤ!)
●【設備選定は5か月前から!レイアウトは2か月前から!】
さあ、やるぞ!といっても、1日2日で出来るもんでもありません。
まずは、今回の目的である、「部品実装種+100種類」を実現すべく、
SMT課の新たなレイアウト(ライン構成)を考えていきます。
SMT課のライン構成全体図はこんな感じです。
表面実装 5ライン保有は、滋賀県でも最大級の規模です。
今回は、これ(←左図/Before)をこう(→右図/After)変更することになりました。
Afterの赤い設備が今回の変更点です。
ということは、今赤く塗られている、
100種類以上の部品セットが可能なマウンター(YSM20R)と
そのカセットフィーダーの購入が必要ですね。
(カセットフィーダーってどんなの?と思った方は以下のブログへGO!)
マウンター(YSM20R)とカセットフィーダーは定価4500万(!)するそうです。
設備選定は、今年5月頃に始めたとこのとですが、そりゃ、慎重になるわけです!
更に、設備選定中に、別ラインの、印刷後の検査機(CKD VP-6000L)という
よい設備を発見したので、合わせて購入しました。
ついでに耐用年数を超え、修繕の頻度が高くなっていた
クリームはんだ印刷機(天竜精機TSP-1100)を、
遊休設備だったクリームはんだ印刷機(YAMAHA YSP)と交換したいと思います。
・・・というわけで設備選定とレイアウト構成が決まりました!
●【商社様・メーカー様・電気屋さん・技術課、綿密な連携が肝!】
前回のブログでは、搬入当日の設備を運び入れたシーンを中心にお届けしましたが、
その裏側で多くの方のご尽力がありました。
これほど大掛かりな、レイアウト変更と、設備導入には、沢山の人の協力が必要です。
今回協力いただいたのは、以下の皆様です!
商社様→設備の搬入・レベルだし
メーカー様→設備稼働・品質確認・取扱説明
電気屋さん→電線増設と配電盤のブレーカー工事(事前工事)
弊社の技術課→設備切り離し・エアー工事・廃棄設備の解体(!)(部品取り)
今回の設備搬入に向けて、
商社様・電気屋さん・製造現場が三位一体となって、綿密な打ち合わせをされていましたし、
各担当のプロの方々が十分に準備してくださっています。
これだけのプロが集まってくださって!いや~心強い!
●【本番の裏側!本領発揮の技術課!】
さて、いよいよ搬入日が近づいてまいりました。
実は設備出荷においても大変な手間が…。
なんとこのマウンター、静岡県の浜松市から運ばれてきています!
搬入日前日の9/28にトラックが出発し、次の日の9/29 AM9:00に到着したそうです。
なんてこった!トラックの運転手さん、ご苦労様です!
いよいよとなった当日も、設備を搬入している傍らで、
メーカー様は設備の取扱いについて説明してくださったり、
商社さんは商品の最終確認をして下さったりと活気づいています。
弊社の技術課もSMT課の製造現場で、作戦会議中です^^(以下参照)
技術課員は、エアー工事や、クリームはんだ印刷機(天竜精機TSP-1100)の部品取りなど、
全体的なサポート役です。(以下、部品取り中)
この設備↑、クリームはんだ印刷機(天竜精機TSP-1100)は、このあと廃棄することになるので、
設備を解体して、まだ使える部品だけ取って残しておくそうです。
現行生産ラインの設備部品を交換する時に再利用できるからだそうです。
その解体する様子は、漫画ワンピースのフランキー一家の解体屋みたいでした(笑)
(わかる人にしかわからないネタでごめんなさい^^;)
それにしても、色んな知恵があるんですねえ。感心しちゃいました。
●【生産スタート!パワーアップしたSMT課】
今回のリニューアルで、SMT課では、当初の目的であった、
「部品実装種+100種類」を実現し、
合計「300種類以上の部品種が表面実装」可能になりました!
また、おまけに購入した印刷後の検査機(CKD VP-6000L)によって、
造りこみ品質が向上し、更に、お客様の要求にお応えできるラインづくりが完成しました!
いやーがんばった甲斐がありますね!(私は何もしてない(笑))
●【まとめ】
さて、いかがでしたでしょうか?
本日は「【SMT課リニューアル!その②】レイアウト変更をインタビュー!」というテーマで、
SMT課リニューアル 第二弾をお送りしました。
このように、大きな企画に対して、弊社、取引先、お客様、みんなが一丸となって
作り上げるのはいいものですね。なんとなく、みんなもわくわくしてたように思います。
そんなお客様のお声に応えるべく、従業員みんなで頑張れる安曇川電子工業(株)へ
ご興味を持たれた方は、是非一度お声掛けください。
お客様にお会いできることを楽しみにしております。