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国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。2024.09.19

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安曇川電子工業は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

 

 
 
「心を磨き 技を磨き 社会発展に貢献します」という企業理念のもとに、高品質、高性能な製品、環境に配慮したものづくり、働きがいのある職場環境の創出に取り組みます。

 

2024年9月19日
代表取締役社長 岸田 定道

 

目次

SDGsの実現に向けた安曇川電子工業の取り組み

SDGsは、国連が掲げる「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略称です。この記事では、SDGsの実現に向けた「17の目標」に関連する安曇川電子工業の取り組みを紹介します。

 

― ① 人権・雇用 ―

安曇川電子工業は、従業員への学びの機会の提供や、部門別採算制度(アメーバ経営)の導入による若手従業員への権限委譲で、自律自転する、働きがいのある職場を目指します。

 
〈取組内容〉

(1)女性社員の管理職登用

有能な管理職の登用は、性別、国籍を問わず、経営課題のひとつです。たとえば女性従業員の管理職登用、活躍を推進する課題は、(1)就業継続と(2)適材適所、キャリア形成の2点です。

 
就業継続なら、出産、育児期間後の復帰を後押しする仕組みを、適材適所、キャリア形成なら、社内の勉強会、社外講師を招いてのマネジメント研修の実施を通して女性従業員の管理職登用、活躍を推進しています。

 

 

 
 

(2)出産・育児休暇の活用、および男性育児休暇の活用

安曇川電子工業は、育児休業明けの復帰率が10年以上、100%です。(2023年11月時点)

 
従業員が復帰しやすい心持ちや環境をつくるためにも、おいてけぼりにならない仕組みを作っています。育休取得率を社内外に公表することで、育休取得に対する職場の雰囲気に男女を問わず、前向きな変化が期待できます。

 

 
 

(3)教育制度の充実

勤務年数に応じた技能指標ではなく、明確、公平な指標を設けることで仕事への動機、学びへの意欲を高める工夫をしています。

 

 

 
また、基礎級技能検定(電子機器組立て)合格を目指して指導しています。対策動画(多言語化)を制作してスマホでも学習可能に。指導方法や教材の標準化で、教え方や教える内容が人に依存しないように教育の属人化の是正に取り組んでいます。

 

 

 

 
 

(4)多能工化の推進による働き方改革の実現

多能工化を推進して、お客様の需要に、また品種切り替えや生産量の増減に柔軟に対応できるよう計画的な教育を実施しています。

 

 

 
 

(5)「安曇川フィロソフィ」を活用した職場の活性化と健全な職場環境づくり

安曇川フィロソフィを土台にして、経営と現場が一体になって、誇りを持って働ける職場づくりに取り組んでいます。

 
取り組みのひとつに従業員の気づきを大切にしていることがあげられます。その気づきを毎朝、課内で共有しており、これが日々の改善活動や従業員の貢献意欲の喚起につながります。

 
気づきの共有は最初、小さな部門間から。さらに会社全体へと広がる仕掛けが活発になると、個人の気づきが会社の戦略にも反映されるようになります。

 
こうなれば組織が成長し続け、お客さまの需要をいち早く商品やサービスに反映でき、お客さまから選んでいただける会社になれると考えています。

 
 

 
 

 

 
 

(6)親睦会や社内イベントの開催によるコミュニケーションの促進

社内コミュニケーションの促進は当社が大切にしていることのひとつです。所属が違うと話す機会が少ないですが、会話のきっかけは、ささいなことから生まれます。たとえばそれは、社内報の記事であったり、親睦会や社内イベントであったり。

 

 

 

 
1990年代に制作された会社案内があります。野球やゴルフを通じて、当時から社内のつながりが大切にされていたことが分かります。

 

 

 
 
 
 

 
改善事例が多数掲載の技術ハンドブックを制作

 
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― ② 品質保証 ―

設計から試作、組立、量産まで、お客様目線のサービス、技術を提供します。お客様の喜びを、自分のことと考えられる従業員が増えることで働きがいの創出や品質向上に結びつけます。

 
〈取組内容〉

(1)高品質・高性能な製品の提供

品質、性能の善し悪しは、受け手であるお客様が決めます。製品に求められる品質、性能はつまり、当社へのお客様の期待の表れです。社内だけで通用する能力や考え方に留まらず、どの会社でも活かせる汎用性の高い知識の獲得、品質意識の向上を図っています。

 

 

 
 

(2)DX推進、生産性改善の推進

DX(デジタルトランスフォーメーション)を始めとする情報活用の根底にあるのは情報連携、コミュニケーションです。情報連携、コミュニケーションを欠いた生産性の改善はありません。世間に乗り遅れない意識でDXを推進するよりも、現場と連携を取りながら、現場から求められる、現場が使えるDXを進めています。

 

 

 
 

(3)自動化による作業効率の向上とヒューマンエラーの削減

お客様の需要、当社への期待に応えるために、設備投資で作業効率の向上を図っています。設備をつないで生産ラインを構築することで、人の手を介する場面を減らし、ヒューマンエラーの削減につなげます。

 
一方で、人の手を必要とする作業は、ヌケ、モレがないか、ミスにつながるヒヤリハットはないか、従業員間で確認する仕組みを大切にしています。

 
ミスが出た場合は、その仕組みに問題があると考えます。確認し合う仕組みを大切にすることは、特定の人に罪をつくらせない、人を大切にする職場をつくるという当社の意思表示です。

 

 

 

 
 

(4)5S活動、品質改善活動の推進

製品品質の土台となる5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)活動はもちろんのこと、製品品質を顧客が求める基準に保つために、QCパトロールを実施しています。

 
品質管理で工程を管理し、不適合品の発生を防ぐとともに、QCパトロールで不適合品の発生につながる要因が見つかれば、現場と一緒になってPDCAを回して改善します。

 
また、やりっぱなしにならないように報告会を実施し、品質とは何か、現場と目的(ベクトル)を合わせることで行動と成果の最大化に取り組んでいます。

 

 

 

 
 
 
 

 
改善事例が多数掲載の技術ハンドブックを制作

 
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― ③ 環境対策 ―

日々の生産活動のムダ(不良率)を減らして限りある資源を有効に活用したり、エネルギー使用量を、設備稼働効率を見直して改善したり、身近で、当たり前にできることから環境対策に取り組みます。

 
〈取組内容〉

(1)環境マネジメントシステムの運用

KES環境マネジメントシステム(STEP2)を2004年に認証取得し、社内で運用しています。環境への取り組みは、取り組みの成果が社内外に見えにくく、続けるモチベーションを保ちにくいものです。だからこそ外部の公平な評価基準を取り入れて、社内への認知、浸透活動を継続しています。

 
KESは、環境マネジメント規格のひとつで、ISO14001(環境マネジメントシステムの国際規格)のコンセプトを基に、中小組織に向けた簡潔な規格として京都で誕生しました。

 

 

 
 

(2)再生可能エネルギー(太陽光発電)の導入

環境基本法

 
 

(3)デマンド監視による使用電力の管理

SDGs(持続可能な開発目標)の目標7では、「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」が挙げられています。

 

 
この目標達成には、電力消費の効率化が不可欠です。当社は、デマンド監視装置を導入して電力使用状況の監視と分析をグラフ化して見える化したり、生産にともなうエネルギー効率の向上を図ったりすることで、環境負荷の低減と経済的な利益の両立を目指しています。

 

 

 
エネルギーを効率よく使用するには、社内の意識改革が欠かせません。たとえば、LED照明への切り替え、省エネモードの活用、不要な電源のオフなど、直接的な電気代の節約につながるだけでなく、長期的には電力供給の安定化と地球温暖化対策にも寄与します。

 
 

(4)省エネ装置の導入によるエネルギー使用量の削減

コンプレッサ(空気圧縮機)は生産現場の電気料金の20%〜30%を占めるといわれます。圧縮空気は、空気圧を利用する機器の動力源です。たとえば、金属加工や工作機械の駆動、鉄鋼などのプレス、加工、電子部品、半導体、精密機器の製造です。

 
生産現場に占めるコンプレッサの電気料金の割合を見ても、圧縮空気の使用範囲の広さが分かります。圧縮空気を作るコンプレッサの入れ替えは、生産現場の省エネ対策として、さらにコスト削減に有効です。

 

 

 
 

(5)不良率の改善による廃棄物削減

 
 

(6)リサイクルの推進

 
 

(7)有害化学物質の不使用

 
 
 
 

 
改善事例が多数掲載の技術ハンドブックを制作

 
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― ④ 社会貢献 ―

最先端の仕事を通して、地域の雇用を創出するという創業の精神は、現在も当社に引き継がれています。地域経済への寄与はもちろん、生活に欠かせない家電製品や身近なサービスのなかにも当社の「ものづくり」を広げます。

 
〈取組内容〉

(1)エネルギー消費が少ない製品の提供

 

 

 
 

(2)暮らしを快適にする製品の提供

当社のものづくりは、日常生活のなかにもあります。たとえばエアコンに組み込まれる基板や倉庫シャッターの制御基板など。家電量販店に並ぶような商品にも、当社のものづくりがあります。

 
従業員は、自分がどんな製品の製造に携わっているか見えにくいのが課題ですが、お客様の声を社内で共有することで、自分の仕事に自信と誇りを持ち、それが品質意識にも反映されると考えています。

 

 

 
 

(3)工場周辺地域の清掃活動

工場周辺の清掃活動を定期的に実施しています。たとえば夏場の草刈りや従業員寮周辺のゴミ拾いなど。

 
当社は会社と同地域に住む従業員、または地域の幼稚園や小中学校に通うお子さんを育てる従業員が多いです。そのため自分たちの町をきれいにしようという意識を常に持っています。

 

 
 

(4)インターンシップ、職場体験の受け入れ

ロボティクス系列高校から毎年、インターンシップを受け入れています。座学と現場の行き来を繰り返し、自身の動作分析で気づきを促すプログラムを実施しています。

 
手、足、腕、目に無駄な動きがないか? 動作を1つにまとめられないか? 動作の順序や場所を入れ替えて、効率が向上しないか? 見えると、気がつきます。気がつくと、どうすれば仕事が丁寧に、早くなるのか考え始めます。これが改善の一歩です。

 
仕事選びは、企業名から始まることが多いです。それは、企業の製品やサービスに魅力を感じてのことですが、製品やサービスは、複数の企業の技術や知識でできています。インターンシップでは、その一端をお伝えしています。

 

 

 

 

 

 
 

(5)交通安全旗振り運動

(6)交通安全立て看板コンクールへの参加

安曇川地域(高島市)で子育てをする従業員も多く、出勤、登校時の通学路での旗振り運動や子どもたちの目に触れる機会が多い看板コンクールには、常に自分ごとの活動として積極的に参加する従業員の姿があります。

 
また滋賀県警を講師に招いた従業員への交通安全指導をはじめ、事業所ぐるみで交通安全に取り組んでいます。その継続的な取り組みは、優秀安全運転事業所表彰(プラチナ賞)にも選出されて従業員の励みになっています。滋賀県からは今期、4社が受賞しました。

 

 

 

 

 
 
 
 
 

プリント基板実装、電気機械器具組立の安曇川電子工業|関西・近畿

プリント基板実装、電気機械器具組立の安曇川電子工業

 
安曇川(あどがわ)電子工業です。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、
関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。

 
製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、
企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。

 
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、
関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。

 
プリント基板実装に関して37年(1987年〜)の実績があります。
高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供する安曇川電子工業株式会社へぜひお問合せください。

 
 

 
 

 
 

 
 
改善事例が多数掲載の技術ハンドブックを制作

 
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