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おはようございます、ブログ担当 岸田です。
本日はとってもいい天気!
全国で雲一つない快晴だそうです!!
こんなにいいお天気だと外に走り出したくなりますね!
本日は、「【ムダ取り強化月間】今期はじめの全社活動を紹介!」ということで
全社活動について、ご紹介します。どうぞお楽しみに!
●【今期は前倒しの8月スタート!】
例年でいうと、10月は、安曇川電子工業(株)にとって、「はじまりの年」です。
期変わりを10月からとしているので、
「組織替え」や「年度方針」など様々な変化が起きるタイミングです。
しかし、今年はコロナなどの外部環境の変化に対応する為、
2か月前倒しの8月から様々な「組織替え」や「年度方針」を展開していました。
そのなかで53期になる今年は、
「改革プロジェクト」という横軸組織が立ち上がり、
生産性や、生産改善を全社的に活性化させる計画を早くから進めています。
●【9月はムダ取り強化月間】
上記の「改革プロジェクト」の中で最初の企画がこちら。
「ムダ取り強化月間」です。
ムダ取りの「ムダ」とは、製造業でよくいわれる
「動作のムダ、手待ちのムダ、運搬のムダ、不良を造るムダ、造りすぎのムダ、在庫のムダ、加工そのもののムダ」です。
(トヨタ生産方式として有名です。知らない人はググってね)
これらのムダを減らしていくことで、生産性が向上するといわれています。
今回は、9月1日から9月25日までの1か月間
各課でチームを作り、その中で教育&改善を進めるという企画です。
ルールは簡単!推奨される改善を実施し、報告書を提出するだけ!
優秀なチームは表彰されることになっています。
●【工程連結&作業スペースの最小化&7つのムダ】
今回、改善内容として推奨されているのは、こちら。
①工程連結
②作業スペースの最小化
③その他の7つのムダ
つまり、①工程連結、②作業スペースの最小化をがんばってやろうね、ってことですね。
実施内容の例をあげると、
実施内容「A機種の半田付けと組立の工程連結」
効果「1台5秒短縮」
良かったこと「半田作業しかできなかったのが、組立までできるようになった。」
という感じになるそうです。
生産の経験のない方は想像しにくいかもしれませんが、
「1台5秒」というのは、十分な改善に値します。
1日200台生産する機種だと仮定すると、
1台あたり5秒削減することで、1000秒≒16分削減することができます。
16分の削減は、時給が1500円だとすると、約375円の削減です。
1日で375円、1か月(20日)で7500円の削減!
年間で9万円の削減!わお!!!数字が大きくなってきた!(これが数字の面白いところですね!)
ということで、こういった地道な改善が、
長い目で見ると大きな改善につながるのです。(すごい!)
●【最優秀賞には表彰状を授与!】
ということで、各チームから、報告書が集まりました。
最優秀賞はSMT課!
効果時間11661秒でした。パチパチパチ!
改善内容には、「作業スペースの50%削減」や、「移動距離削減(運搬のムダ)」、「取り出しやすく戻しやすい工夫(動作のムダ)」などが挙げられていました。
次いで、優秀賞は5製作課!
効果時間6460秒でした。パチパチ!
改善内容には、「組立工程連結」や「検査~後付け工程連結」、「個人ムダ取り改善49件」が挙げられていました。
最後に、敢闘賞は総務部!
効果時間42150秒でした。パチパチ!
改善内容には、「日誌・申請書などの書類改善(動作のムダ)」、「サーバーフォルダの整理(動作のムダ)」、「情報のデータベース化(加工そのもののムダ)」が挙げられていました。
あら?優秀賞より、敢闘賞の方が効果改善金額は高いですね。
報告書の内容が評価されたのでしょうか?
推奨される改善を実践したのが良かったのかもしれませんね。
このあと表彰されたチームには、10月の初旬に、サプライズ表彰(!)がされました。
改革プロジェクトの企画者が、各現場の朝礼に突撃して、表彰を行ったそうです。
今は全社集会を控えているので、それを逆手に取ったいいアイディアで、
いつもとは違うサプライズ表彰に表彰された現場も盛り上がりと喜びの声が上がったそうです。
●【安曇川電子工業(株)で一緒に働きませんか?】
いかがでしたでしょうか?ちょっと長くなりましたが、
今回は「【ムダ取り強化月間】今期はじめの全社活動を紹介!」ということで
全社活動についてお伝えしました。
このように、安曇川電子工業(株)では、お客様のお役に立てる現場づくりに日々邁進しています。
そんな安曇川電子工業(株)へご興味をお持ちになられましたら、是非一度ご連絡下さい!
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。