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電子機械や製品を完成させる上で欠かせない「ユニット組立」とは具体的にどのような作業なのでしょうか。この記事では、ユニット組立の概要や事例、注意点も紹介します。
目次
ユニット組立とは、様々な部品を組み合わせて、最終的に一つの電子機器製品を完成させる工程を指します。
どんな製品でも、大小さまざまな部品がいくつも組み合わさってできているため、ユニット組立は全てのモノづくりにおいて必須なのです。
具体的な作業内容としては、部品実装した基板を、筐体(きょうたい)やフレームなどに組み込んで製品を完成させます。基板には絶縁体や配線などが搭載されているため、取り扱いに注意しながらユニット組立をしなければいけません。
つまり、ユニット組立は安定した品質を維持する、最後の大切な工程とも言えるのです。
ユニット組立には、指先ほどの極小サイズから10kg以上の大型サイズまで、さまざまな組立が可能です。ここでは、安曇川電子工業で実際に行ったユニット組立の事例を紹介します。
AIスピーカーと連動して家電を音声操作・遠隔操作できるスマートリモコンの基板実装〜ユニット組立まで対応した例です。リモコンに使用する基板は、いくつもの赤外線LEDを搭載しています。そのため工数とコストがかかるのですが、安曇川電子工業では基板へのLEDの配置を変えることで工数もコストも抑えることに成功しました。
参照:https://adogawa.jp/oem/291.html
農機メーカー向け、肥料自動散布機の基板実装〜ユニット組立までを対応した例です。この肥料自動散布機はトラクター取り付け用です。安曇川電子工業では、このような大型の組立も、ユニット品生産体制を構築しているので対応が可能です。
参照:https://adogawa.jp/oem/206.html
<お気軽にお問い合わせください>
ユニット組立の製品によってはネジを多く使う場合があります。その際、ネジの締まりが緩かったり強すぎたりすると製品の不備に繋がります。そうならないために、ネジ締めではトルク管理を徹底することが大切です。
また、樹脂成型されたパーツは帯電しやすく、静電破壊や異物付着の原因にもなります。帯電を予防するために、イオナイザーを取付て作業すると良いでしょう。
安曇川電子では、上記の注意点への対策はもちろんのこと、ユニット組立のラインではセル生産ラインを採用しています。熟練の作業員が少人数で一連の組立作業を行うため、安定した品質を維持しています。
安曇川電子工業はプリント基板の表面実装 、手挿入部品のフロー半田、ユニット組立を専門に行う会社です。
また、基板設計者の方が製図した基板の機能を維持しつつ、量産時に不具合やコストアップを招かないよう変更提案を行うVA・VE提案を得意とするほか、基板実装だけでなく、ユニット・制御機器のOEMメーカーとしての実績も多数保有しています。
など、
プリント基板実装に関して25年の実績があり、高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供する安曇川電子工業株式会社へお問合せください。