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【検査機開発】LEDの点灯状態を自動判定する設備!2015.04.02

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■LEDとは?

 

今回は皆様もよくご存じの『LED』について、弊社の関わりをご紹介いたします。
もはや私たちの周りに電気製品は欠かせないものとなりましたが
それらは時に故障したり誤動作を起こしたりします。

 

それでは、正常に動作している事を検知する方法は何があるでしょうか?

 

 

やはり五感の視覚・触覚・聴力・嗅覚・味覚
関わるものが、一番変化を理解しやすいです。

 

その中で最も効果的なのが『視覚』であり、
機械の状態が昼夜問わず最も分かりやすいのがといえます。

 

光がついていなければ電源OFFと判断でき、青色であれば正常に動作していると判断。
赤色であればNGであったり、点滅していれば上手く動いていない。。。などなど。

 

 

このように僅かな変化で状態を伝えるために、
LEDは今や欠かせない部品の一つとなりました。

 

 

 

■便利だからこそ重要なLEDの機能管理

 

LEDは直感的に状態を判断しやすい反面、正常に点灯しなかったり色が違ったりすると
誤った認識を与えてしまいかねません。

 

信号は極端な事例ですが、
赤になるべき所で青になった場合は大惨事になりかねません。

 

 

■判断が難しいLEDの検査

 

LEDは半導体であり、導通していない状態では点灯されません。

 

通常はテスターや電気検査で点灯確認を行いますが、色の感じ方は人それぞれであり
検査する『環境』によっても見え方は異なります。
(白色電球の元で見る色と、水銀ランプ下で見る色では見え方が異なる)

 

 

このように重要な部品でありながら、環境の要因、人の要因、部品の特性など
様々な因子の影響を受けるため、人の目で確認するには限界がありました。

 

 

 

■機械的に照度をチェックする検査装置の開発

 

 

以下は、複数のLEDがついている基板のLEDをすべてチェックする検査装置です。
色相・明度・彩度といった色の特性をセンサーで検知し、数値化して
IC(マイコン)へ情報を送ります。

 

ICでは事前にLEDの『許容値』を設定しており、データがその許容値に
入っていればOK、入っていなければNGで良否判定を出します。

 

 

また、検査機を使用する場所を固定し『その場所以外で検査をしない』ことで
環境による照度の変化を解消しました。
(黒い内壁のBOXで周りの光を遮断し、環境の変化に左右されず検査できる装置も開発できます)

 

IMG_1524

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■LEDの照度と基板の機能確認を同時に行う『多機能検査機』

 

 IMG_1521

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろんLEDの検査だけではありません。
基板の機能検査も同時に行い、良品であることを確実に保証する装置に仕上がっております。
お客様のご希望があれば、このように検査機を開発し良品確認へ貢献できると思います。

 

 

以上、その他にも様々な検査装置がありますので、
お困り事があればお気軽にご相談下さいませ。

 

 

 

 

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