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今回は皆様もよくご存じの『LED』について、弊社の関わりをご紹介いたします。
もはや私たちの周りに電気製品は欠かせないものとなりましたが
それらは時に故障したり誤動作を起こしたりします。
それでは、正常に動作している事を検知する方法は何があるでしょうか?
やはり五感の視覚・触覚・聴力・嗅覚・味覚に
関わるものが、一番変化を理解しやすいです。
その中で最も効果的なのが『視覚』であり、
機械の状態が昼夜問わず最も分かりやすいのが光といえます。
光がついていなければ電源OFFと判断でき、青色であれば正常に動作していると判断。
赤色であればNGであったり、点滅していれば上手く動いていない。。。などなど。
このように僅かな変化で状態を伝えるために、
LEDは今や欠かせない部品の一つとなりました。
LEDは直感的に状態を判断しやすい反面、正常に点灯しなかったり色が違ったりすると
誤った認識を与えてしまいかねません。
信号は極端な事例ですが、
赤になるべき所で青になった場合は大惨事になりかねません。
LEDは半導体であり、導通していない状態では点灯されません。
通常はテスターや電気検査で点灯確認を行いますが、色の感じ方は人それぞれであり
検査する『環境』によっても見え方は異なります。
(白色電球の元で見る色と、水銀ランプ下で見る色では見え方が異なる)
このように重要な部品でありながら、環境の要因、人の要因、部品の特性など
様々な因子の影響を受けるため、人の目で確認するには限界がありました。
以下は、複数のLEDがついている基板のLEDをすべてチェックする検査装置です。
色相・明度・彩度といった色の特性をセンサーで検知し、数値化して
IC(マイコン)へ情報を送ります。
ICでは事前にLEDの『許容値』を設定しており、データがその許容値に
入っていればOK、入っていなければNGで良否判定を出します。
また、検査機を使用する場所を固定し『その場所以外で検査をしない』ことで
環境による照度の変化を解消しました。
(黒い内壁のBOXで周りの光を遮断し、環境の変化に左右されず検査できる装置も開発できます)
もちろんLEDの検査だけではありません。
基板の機能検査も同時に行い、良品であることを確実に保証する装置に仕上がっております。
お客様のご希望があれば、このように検査機を開発し良品確認へ貢献できると思います。
以上、その他にも様々な検査装置がありますので、
お困り事があればお気軽にご相談下さいませ。
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